私も入りたい!と思われる会社とは?

組織開発部の小林です。

当社ではリファラル採用を活性化させるサービスを提供していますが、リファラル採用についてこのようなコメントをいただくことが少なくありません。

「知り合いを会社に紹介して欲しいと人事に言われたけど、とても紹介できるような職場環境じゃない…」

「リファラル採用って、誘う会社にかなり魅力がないとそもそも無理なんでしょ?」

確かにリファラル採用においては紹介する社員ご自身に動いてもらう必要があるため、そもそも自分が会社に魅力を感じている必要があります。

しかし、これらはリファラル採用に限った話ではなく、入社してきた社員が会社の環境に対して不満を持つのは良いことではありません。

それにもかかわらず、現実的にはそこに目を向けられることはあまりなく、その結果、ミスマッチからの離職に繋がり、また採用をかける、という悪循環が繰り返されているのではないでしょうか?

組織を開発するとは?

私が所属する組織開発部というのは「組織を開発する部門」になるのですが、実際には、総務、人事、経理、法務といった管理系の業務が多いです。

これらの業務は一般的には“バックオフィス”と呼ばれ、

  • 遅延することなく正しく給与振り込みを行う
  • 消耗品を切らさずいつでも複合機が利用できる
  • 契約書や利用規約のチェックを行う

といった、あまりクリエティブではないルーチンワーク的な作業が多いです。

これらも大切な仕事ですが、これらをこなすだけでは組織を開発しているとは言えません。

それでは組織を開発するとは何なのでしょうか。

シンプルに言えば2つあります。

1つは「働きやすい会社づくり」、もう1つは「働きがいのある会社づくり」です。

この2つを達成することができれば、リファラル採用がより一層活性化すると言えるのではないでしょうか。

そういう視点で見ると、上記に見られるような一見単純そうな仕事も変わってきます。

具体的なアクションはどうする?

でも、何をすれば自分の会社は、働きやすい!働きがいがある!と思ってもらえるのでしょうか?

よくあるのは人事が一方的にドヤ顔で福利厚生の制度を導入したのに、現場では全然歓迎されていなかった・・・というありがちな失敗です。

こうならないように、当社では毎月、各部の活動発表の時に、全社員が個別にGoogleフォームで施策のリクエストをしたり、実施後のフィードバックを送ってもらうことをしています。

これらに対して部長が回答したり、実際のアクションを行い、翌月の活動発表時に再びフィードバックをする、ということを繰り返していきます。

一例ですが、これまでに組織開発部で実行したものは

・交通費申請を毎月Excelに入力するのが面倒・・・
⇒勤怠管理で利用しているICカードを読み取って自動で集計するシステムを導入、毎月の入力時間が0に!

・営業などで外出中に会社へ戻らないときの喫茶店代が負担・・・
⇒カフェワーク制度として、上限なしで業務外出中のドリンク代は会社が補助!

・社員同士のコミュニケーションの偏りを解消したい・・・
⇒社内にリフレッシュスペースを設置しお菓子やドリンクを支給!

⇒ランチ代を会社で負担してシャッフルしたメンバー間で交流の機会を創出!

・社員が多いとき、室内の空気が薄いような気がする・・・
⇒CO2濃度が上昇したら社内チャット(slack)に通知を飛ばすことで、すぐに換気をして生産性向上!

でも本当に効果が上がってるの?

大切なのは1つ1つの社員の声に耳を傾け、自分がどうなったら嬉しいか?という気持ちに立って実施していくことだと思います。

定性的な声は上記の月次フィードバックで集めています。

>シャッフルランチで普段会話できないメンバーと会話できる機会ができてとても良かったと思います。引き続き実施していってほしいです。
>カフェワーク制度は大変助かっています!積極的にヒアリングしてくださるのがありがたいです。
>個人的には、おやつ会が他部署との交流の場となり、楽しんでいます!!

これらの声を元にさらに継続的に改善をしています。

他にも定量的な評価として、当社の社員推奨度測定ツール(Refcome Engage)を使って定点観測を行っています。

このように第一に社員の声に耳を傾け、その結果を発信していくことで、組織の一体感が醸成され、自然にリファラル採用が活性化する組織に向かっていけると言えます。

リファラル採用の活性化と組織開発(職場環境改善)、この両輪をまわしていける「攻め」の管理部門がこれから求められるのではないでしょうか。

小林 佳徳
株式会社リフカム 組織開発部 部長
大手教育系企業にてネット系新規事業開発を経験後、ベンチャー企業にて人事業務を担当。
前職のEdTech(教育xIT)のスタートアップでは事業部門と管理部門の責任者を兼任。
自身の人事経験を元に、HR領域における課題解決に深く共感しリフカムにジョイン。
誰もが働きたいと思える会社作りを目指し、自立的に成長していける組織立ち上げがミッション。

記事についてもっと詳しく知りたい、自社の課題にあった事例を知りたい、コンサルタントに具体的な採用のお悩み相談をしたい方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

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