Refcome(リフカム)- リファラル採用を活性化するクラウドサービス

紹介したい会社作りを加速させるメディアReferral Insight

リーダーの知恵 株式会社LITALICO 執行役員 本郷 純 様

リファラル採用はビジョンの実現に直接的に繋がる最良の採用手法

2018.10.22#トップインタビュー

株式会社LITALICOは、障害者の支援事業、発達障害のある子供の教育から、障害者の就労支援までを行っている企業です。当事者向けの直接的な支援以外にも、親御様向けのライフプランニング事業や福祉事業者向けのサービス等も手掛けており、障害分野においてトータルソリューションを展開しております。また、一般教育領域として、障害の有無については関係なく学べるプログラミングの教室の運営も行っています。

創業時、わずか数名だった従業員が、12〜3年で、2,000人まで増加。そんな株式会社LITALICOにおいて、リファラル採用がどのような経緯で導入され、その効果はどうだったかを採用の責任者である本郷様にお伺いしました。

リファラル採用はLITALICO創業当時から存在していた

  • まずは本郷様自身の経歴から教えていただけますか?
  • 前職は福祉とは全く関係のない、人材系のベンチャー企業の立ち上げに関わっており、理系学生のマッチングやアパレル業界等の採用コンサル等を行っておりました。

  • なぜLITALICOに入社することになったのですか?
  • 前職で3年が経過して、落ち着いてきたタイミング、LITALICOが立ち上がる半年程前でしたが、知人を通じて、当時の代表と知り合いました。事業の構想等を聞いて興味を持ち、誘ってもらえたので、入社を決意しました。

  • どのようなところにおもしろみを感じたのでしょうか?
  • 明確な理由があるというよりは、直感的に面白そうだと思いました。次に何かするとしたら、できるだけ自分の知らない領域の方がチャレンジとしては良いと考えていました。福祉は未知の領域で、かつ、その領域で事業を立ち上げる、それも、当時は、他社ではあまりやっていなさそうという点に、興味を喚起されました。

    後は、「働きたいけれど、働けていない」人たちがたくさんいるということに、その想いや意欲が活かされていない事がとてももったいないと感じていました。仕組みが整うことで、その方々が活躍できれば、その方と担い手を探している企業と社会全体、皆にとって良いのではないかと思ったのもあります。

  • 本郷様ご自身がリファラル採用で転職されたのですね?
  • そうですね。私だけではなく、創業時のメンバーはほぼ全員リファラル採用だったと思います。創業当時は、知名度もないですし、採用活動の資金もない。また、当時の本拠地が仙台で、数多くの方々と接点を持つのも難しかったので、それに頼るしかなかった、というのが実情です。

    でも、人と人の繋がりでの採用である、リファラル採用のおかげで、普通に採用活動をしていたのでは、出会えない人と出会えて、興味を持ってくれたり、社員や知人からの紹介という事で、会社の事もある程度知っている人の手を介す事で、マッチングの精度が高く、その後、活躍してくれる人が比較的多かったように思います。

通常では出会えない方と接点が持てるのがリファラル採用の魅力

  • 御社にとってリファラル採用のメリットはどこにあると思いますか?
  • 先程お話しした通り、通常では出会えない方と接点を持てるという点、マッチングの精度がよいという点だと思います。

    当社が事業展開している障害者福祉の分野は、私もそうであったように、関わっていない方々にとっては、遠いものではないでしょうか。逆に、障害者福祉の業界の皆さんからすると、この分野でビジネスを行っているという事が、一歩引いてしまうところがあるように思います。

    また、当社としては、障害者福祉分野の課題を解決するために、この分野以外の方や、同分野で既に活躍されている方など、様々な経験やスキルを持つ方々に関心を持ってもらい、参画頂きたいと思っています。それにより、様々な人材が集まる事で、将来的には、この分野以外の一般の領域にも歩みを進めていけると考えています。

    例えば、ITやコンサル、金融業界の出身の方々が、社員を通じて当社やこの分野に興味を持って頂き、その中で何名かが入社してくれて、活躍されている方もいらっしゃいます。また、福祉や教育業界の第一線で活躍されている方々が、当社の社員と前職が一緒だったり、外部の研修会等で出会い、それをきっかけに入社して、活躍頂いている方がたくさんいらっしゃいます。

  • 積極的に社員紹介する人は多かったのでしょうか?
  • 創業当時以降も、特にこちらが働きかけずとも、「いい人がいたから、会ってほしい!」という声を結構もらえて、一部の社員を中心に、積極的に進めてくれていました。 ここ1〜2年は、徐々に全体に広がり、紹介してくれる数も増えています。

自分ひとりでリファラル採用活動をする必要はない

  • 本郷様ご自身はリファラル採用にどなたかを誘ったことはありますか?
  • あります。ただ、はじめから採用前提で話を持ちかけるというよりも、その方の今後のキャリアについて話を聞く中で、何か重なる部分があれば、当社の取り組みをご紹介したり、その方と同業界や同職種の社員に会ってもらったり、会社や拠点を一緒に見て頂いたりする事もあります。

    結果として、当社に参画頂ける場合もありますし、その結果、当社以外で合いそうな他社があれば、そちらへお繋げすることもあります。

    私としては、「社会課題を解決する為に、圧倒的に不足している人的資源をいかに増やせるか」という事を個人的なミッションとしており、その中心が当社の採用活動という感じなので、もちろん、一番は当社に入社頂きたいですが、よりマッチするところがあれば、他の企業でもよいと思っています。

  • そのようなスタイルだと、社員の方も呼びやすくなるかもしれませんね。
  • そうですね。あまりはじめから、入社してくれそうな人を探したり、自分一人で応募意志まで固めてもらってから紹介する、という感じでなくてもよいと思っています。

    例えば、周囲の方々とお話しする中で、想いや考えが素敵だなあと思い、「当社を知ってもらえたら、何かよいきっかけになるんじゃないか」「せっかくスキルや経験があるのに、今の環境だと活かしきれてないんじゃないか」と感じる友人や知人の方がいたら、一度話してみて、会社の誰かしらに、バトンタッチするという感覚でもいいのではないかと。

    主な連携先としては、採用部門になると思いますが、こちらに繋げてもらえたら、可能な範囲で、これからのキャリアにおける選択肢の提示、それを検討の材料になるような情報や機会の提供をさせて頂けるのではと考えています。

  • LITALICOにとってリファラル採用とはひとりで行うものではないのですね。
  • そうですね。例えば、自分が実現したいことや会社のビジョンの実現にむけて、それを一緒にやってくれそうな人が周囲にいないかを考えてみる。その時に、思い当たる人がいたとして、その人がちょっと声をかけにくい相手だった。先輩、元上司や恩師とか、立場が上の方だったり、知ってはいるが、連絡を取り合うほどの関係ではない方など。その時に、これは組織の良さだと思いますが、自分では行きにくい場合も、他の人や会社からだったら、行ける可能性があります。だから、完全に自分で連れてこないといけないというわけではなくて、「こういう人がいるよ」と教えてくれるだけでもとても有り難いです。

リファラル採用はビジョンの実現に直接的に繋がる最良な方法

少し異なる切り口ですが、当社でリファラル採用を推進して行く事には、良い人材を採用するという事以上の意味があると思っています。

当社は、「障害のない社会をつくる」ということをビジョンに掲げています。障害というのを、『一人一人が人生の中で、直面する生きづらさや生きるうえでの困難』と定義し、その要因は、人の側にあるのではなく、社会の側にあると考え、その社会側にある障害を取り除いて行く事で、「人」が中心にある社会の実現を目指しています。

リファラル採用は、その障害を取り除く、社会課題を解決するために、圧倒的に足りない、人的資源を集める為にも重要ですし、その社会を形作っているのは、人であり、人の認識でもあります。社員を通して、障害者福祉や当社の活動が多くの人に伝わることで、より認知が広がり、認識が変化する事で、社会側を変えるアプローチにもなると考えています。

リファラル採用がより活発化される会社を目指して

  • これからこういう人に入ってきて欲しいというのはありますか?
  • 今までと変わらずですが、当社の理念やビジョンとご自身の想いや考えとが、重なっている方がよいですね。それが、完全一致でなくてもよいと思っていて。より特定の分野、領域や人に対して、課題感や解決したい情熱がある方でもよいですし、今まで、社会に対して考えてきたわけではなくても、当社を知る事をきっかけに、自分のこれまでやこれからを考えていった時に、ご自身の価値観との重なりを感じてという事でもよいと思います。

  • 今後リファラル採用がこうなっていけばいいなという展望はありますか?
  • やはり、自分たちが実現したい事を実現するうえで、その仲間を自分たちで集めてくるというのは理想だと思います。最近もみんなが推進してくれているので、自然にそうなっていくと思うのですが、リファラル採用が採用において、当たり前で、最も有力な選択肢になるとよいですね。

    また、リファラル採用をきっかけに、この分野や社会について、関心が集まり、より考える人が増えるとよいと思っています。

  • リファラル採用を行うにあたって、今後社員の方に意識してもらいたいことは何ですか?
  • そうですね、今までも、意外な方が実は興味を持ってくれていたり、そのタイミングではなく、数年後に応募意志を頂けたり、話を聞いた方経由で、回り回って、別の方に繋がったりというのがありました。

    ですので、私もそうなりがちなのですが、「この人はちょっと違うだろう、無理だろう」とか、「この場ではないほうがいいだろう」という先入観を外して、もちろん闇雲にという意味ではないのですが、機会があれば、当社や自分自身の仕事について、少しだけ積極的に話してみてほしいと思います。

  • 本日は貴重なお話をありがとうございました。

採用も、定着も。
社員と会社が一体になって取り組む
働き甲斐のある会社づくり』を
支援します。

成長する会社の社員は、
全員が主体性に溢れ、自己実現と事業成長に
本気で
コミットする頼もしい人材。彼らに活躍して
もらうための土壌づくりには時間がかかります。
5年後、10年後のために、
働き甲斐のある会社づくり」、
今から始めませんか。