そのまま使える!リファラル採用の案内文テンプレート

まずは、社内メールやチャットですぐに活用できる案内文のテンプレートをご紹介します。自社のキャンペーン内容や支給額に合わせてカスタマイズしてご活用ください。

件名:【全社協力のお願い】リファラル採用(社員紹介)キャンペーン開始のお知らせ

社員の皆様、お疲れ様です。人事部の〇〇です。

当社ではこれまでも「リファラル採用(社員紹介)」を行ってまいりましたが、この度、改めて全社を挙げて本取り組みを強化することとなりました。

信頼できる皆様からのご紹介は、既存メンバーの働きやすさ向上や、新入社員の早期定着など、組織全体に非常に良い影響をもたらします。

そこで、皆様により気軽に友人・知人をご紹介いただけるよう、以下の通り特別キャンペーンを実施いたします。

【キャンペーン概要】

1. 実施期間 〇月〇日(〇)〜 終了時期未定

2. 参加方法 人事部より別途配信される「募集要項・紹介用ページ」のURLを、ご友人・お知り合いにシェアしていただくだけで完了です。

3. インセンティブ(紹介報奨金)ご紹介いただいた方が入社に至った場合、紹介者へ原則◯万円(※特定ポジションの場合は◯◯万円)を報奨金として支給いたします。
(※支給の条件や詳細な手順については、後日改めてご案内します)

会社をより良くしていくため、全社一体となった採用活動へのご協力をお願いいたします!

インセンティブの金額設定や、報奨金以外の事例について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

関連記事:リファラル採用の報酬(インセンティブ)相場|決め方や報奨金以外の事例も紹介

リファラル採用における社内告知の重要性

「制度を作って周知したのに、誰も使ってくれない」
「いつの間にか社内で忘れ去られてしまった」

リファラル採用で最も多い失敗は、定期的な発信不足による制度の風化です。勤怠管理などの必須システムとは異なり、リファラル採用は「使わなくても困らない制度」であるため、人事からの継続的なアプローチが欠かせません。

マーケティングにおける「ルール・オブ・セブン(人は7回以上接触しないと記憶に定着しない)」という法則の通り、一度の告知で終わらせず、何度も形を変えて発信し続けることが成功の鍵となります。

【フェーズ別】効果的な社内告知・案内のバリエーション

単に「紹介してください」と繰り返すだけでは、社員にスルーされてしまいます。自社のリファラル採用の浸透度(フェーズ)に合わせて、最適なコンテンツを発信しましょう。

フェーズ社内の状態おすすめの発信コンテンツ
1. 導入期制度への理解が浅いトップインタビュー: 社長自らが制度導入の意義を語る記事
対談記事: 過去に紹介で入社した社員×紹介者のリアルな声
2. テコ入れ期認知はあるが紹介に至らない魅力まとめ: 友人にそのまま送れる「自社の魅力まとめ記事」
ノウハウ共有: 実際に紹介を成功させた社員の「声かけのコツ」
3. 定着期一定の紹介が生まれている協力者への称賛: 入社時や月次での紹介者への感謝・表彰
改善報告: 社員の働きやすさ向上など「紹介したくなる会社作り」の進捗

※自社がどのフェーズにいるか迷った際は、社員アンケートを実施して「認知度」や「関心度」を測るのが効果的です。

導入期におすすめのトップインタビューの重要性や、より具体的な声かけ時のコツについては、以下の記事で解説しています。

関連記事:リファラル採用にトップインタビューはなぜ重要なのか?

関連記事:社員が友人を誘えない原因とは?具体的な解決策と導入フロー

失敗しないための最重要KPI「社員協力率」

リファラル採用を成功させるためには、社内協力率(全社員のうち1回でも友人を誘ったことのある社員の割合) を高めることが結論です。

成果を出している企業の社員協力率の目安

  • 中途採用 ―― 10%〜20%
  • アルバイト採用 ―― 20%〜30%

協力率が低い場合、その原因の多くは「社内認知度」の低さにあります。そもそも制度を知らなければ、紹介しようという意識すら生まれません。

社内認知度を爆発的に高める6つのチャネル

継続的な周知を行い、社内認知度を高めるために効果の高い6つの手法をご紹介します。

社内メール・チャット

最も手軽なチャネルです。導入直後は「週1回」を目安に配信しましょう。件名や内容を毎回変えるほか、差出人を人事だけでなく各部門の責任者(営業部長など) に変更すると、開封率やクリック率が格段に上がります。

成功事例インタビュー

ターゲット部門に合わせたインタビュー記事を作成します。エンジニアを採用したいなら、開発部メンバーの対談記事を発信することで、同部門の社員が自分ごととして捉えやすくなります。

社内ポスター・チラシ

休憩室やトイレなど、社員が日常的に目にする場所に掲示します。インセンティブの内容期間限定の会食費補助などを記載し、目を引くデザインにするのがポイントです。

▼ポスター例(Refcome制作)

1819 1

紹介カード

QRコードを印字した名刺サイズのカードを社員全員に直接配布します。友人と食事に行った際などにその場でサッと渡しやすく、スマートフォンからすぐに応募ページへアクセスできるため応募率が高まります。

▼紹介カード例(Refcome制作)

1832 2

リファラルBOOK

制度の背景、社長のメッセージ、求める人物像、声かけのコツなどを1冊の冊子にまとめたものです。作成コストはかかりますが、上司から手渡しすることで社員の意識を劇的に変える効果があります。

社内表彰会

月次の部門会議や全社会議など、人が集まる場で協力者を全社的に表彰します。「自分も褒められたい」「紹介してみよう」というポジティブな連鎖を生み出すことができます。

他社の成功事例や、特に難易度が高いエンジニア採用でのリファラル活用法については、以下の記事もご参照ください。

関連記事:リファラル採用の成功事例15選|大手や中小企業の導入実績を紹介

関連記事:エンジニアこそリファラル採用|成功事例とメリットを紹介

おわりに

当社のコンサルタントは、企業様へのインタビューを通じた社員発信用コンテンツの作成も多数ご支援しております。第三者が介入することで、自社では気づけなかった魅力が引き出され、社員の皆様のエンゲージメント向上に繋がるケースも多くございます。

「自社の魅力をどう言語化していいかわからない」とお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

監修者

清水 巧株式会社ウィルオブ・パートナー代表取締役社長

SansanでのCS組織立ち上げを経て、2014年に株式会社リフカム(現:株式会社ウィルオブ・パートナー)を設立。リファラル採用支援サービス「Refcome」を通じて数多くの企業の制度設計・風土改革を支援。現場を巻き込むノウハウに精通する。2018年Forbes「アジアを代表する30歳未満の30人」選出。2024年よりウィルオブグループにて企業の採用力強化をリードする。

SansanでのCS組織立ち上げを経て、2014年に株式会社リフカム(現:株式会社ウィルオブ・パートナー)を設立。リファラル採用支援サービス「Refcome」を通じて数多くの企業の制度設計・風土改革を支援。現場を巻き込むノウハウに精通する。2018年Forbes「アジアを代表する30歳未満の30人」選出。2024年よりウィルオブグループにて企業の採用力強化をリードする。