イベントレポート

リファラル採用に積極的に取り組んだ企業を表彰する「Referral Recruiting Award 2020」を開催

2021.01.24

株式会社リフカムは、リファラル採用に積極的に取り組んだ企業を表彰する「Referral Recruiting Award 2020」を開催しました。2017年より開催しており、今回は初めてのオンラインでの開催となりました。

「Referral Recruiting AWARD」について

株式会社リフカムが主催するReferral Recruiting Awardは、「社員にとって紹介したい会社作り」を積極的に実施し、自社の企業成長のために努力されている企業を讃える場として2017年より開催しております。
リファラル採用成功のために尽力している企業を讃えるとともに、各社の取り組みや工夫を発信し、より良い採用のあり方の参考にしていただきたいと考えています。

昨年受賞者によるオープニングトーク

ーー昨年表彰された與那覇さん、勝村さんの取り組みについて改めて伺わせてください。
(以下、敬称略)

與那覇:リファラル採用の仕組み化に注力しました。具体的には、大きく2つ取り組んだのですが、 1つ目が社員を巻き込んだ候補者リストの作成、2つ目が候補者リストの方に実際にお誘いの声掛けをしてもらい、選考の意向を獲得して採用に乗せていくプロセスを作りました。

勝村:3か年計画を立ててだんだん成果が出てきました。最初は金銭的な報酬を渡す施策を実施したがうまくいかず、金銭報酬だけでなく「意味報酬」、細かく分けていくと貢献・承認というような自社にフィットする報酬のカテゴリに変えていきました。またRefcomeを利用して、仕組み化ができたことも大きかった。当時は紹介しづらい、と考えているメンバーも多く、人事と同じような動きをしてもらうことが難しかったのですが、ツールを利用することで誰でもできるような仕組みづくりができました。

ーー昨年受賞後から、その後変化したことはありますか?

與那覇:仕組み化したことの弊害もありました。具体的には、候補者リスト作成のワークショップ1回で300人の候補者リストが出来上がったんです。しかし、300人全員にアプローチするということが難しく、パンクしてしまいそうになりました。面談を1日にいったい何件するのだろう・・・という状態でした。そこで見極めをしっかりしてアプローチの優先順位付けを行い、会いたい候補者に接触するためには何をするべきか精度高く考えるようになりました。

参考記事)転職潜在層を発掘するタレントプール運用のポイント

勝村:スタートアップに転職して、リファラルについての考え方がアップデートされ、 リファラルの影響力の大きさと、社員の状態が整わないと取り組むべきではないということを感じました。
入社当時は、組織が崩壊状態で離職率が非常に高く、社員は会社に対してアンチな状態だったので協力をしてくれませんでした。また紹介した社員が辞めてしまうと、紹介されて入社した社員も辞めてしまうことがありました。そのような芋づる式な問題は前職のように1500人規模の企業では起きなかったのですが、このような規模では起こってしまう。そのためリファラル採用というものが社員に与える影響は、会社の風土にも影響を与えると痛感する一年でした。
反面、リファラル経由で入社した人は風土がマッチしやすく、前職ではリファラル経由だからと言っても特別なことはなかったけれど、現職でいうとリファラル経由のほうが溶け込むのも早くワークしやすいため、スタートアップの採用において効率的な手段であると改めて感じました。

與那覇:最近でいうと会食がしづらくなりましたね。会食補助費用を出していましたが、今はオンラインでお話することが増えたので、コンビニで買ったビールの領収書でも精算できるようにしたり柔軟に対応しています。
あわせて、オンラインでの雰囲気作りにも取り組んでいます。オンラインでのミーティングについても科学する1年になりました。

勝村:面接がしやすくなったと感じています。
今までは、面接ラッシュの時期は週3日は面接がぎっしり入っていて、それが続くという状態でした。 いまは、オンラインで家でも、昼に時間が少しあけば面接ができるようになったことが大きな変化であると感じています。
また、これまで以上に景況感が読みづらくなっているので、考えなしに現場が欲しいから採用しよう、というだけではダメな時代に入ってきていますね。より経営インパクトを考えて、解決手段は採用なのか、また採用の手法はリファラルなのか、としっかり考え抜いたうえで採用をしていかなければならない時代になってきていると感じています。

ーーありがとうございます。トレンドと課題にフィットした形にリファラルもやり方も調整していけると良さそうですね。昨年の受賞者からお伝えしたいことはありますか?

與那覇:自社に合ったリファラルの形はそれぞれあって、これをやれば正解というものはないので、その会社において本当に必要なことは何かを考えることが重要だと思います。

勝村:現場が動いてくれない、と言うのは簡単なことだと思います。しかし現場からすると採用はファーストミッションではないので、動いてくれないのは当たり前。ただ人と人とのことなので、隣に座って「お願いします」と伝えれば簡単に動いてくれるんですよね。そういうところをまず一つはじめることかなと思います。
あとは人事さんはこんなに頑張っているのでもっと褒められるべきだと思います。なので今日のイベントではしっかり賞賛されて、みんなでお祝いできればと思っています。

【Referral Recruiting Award 2020】表彰

最優秀企業賞:株式会社ブラス (従業員数:正社員454名/アルバイト・パート約750名 、業種:ブライダル)

「仲間集め」をするために最も素晴らしい活動をされていると、最多得票数が集まりました。
社内のエンゲージメント向上を当たり前のものとして実施されており、併せてリファラル採用の施策の実行もされています。
「1人でも多くのブラスファンをつくる」という企業マインドがある会社であり、ファンづくりの側面を兼ね備えるリファラルを、アルバイトスタッフの採用において推進されました。

優秀企業賞:バルテス株式会社(従業員数:607名、業種:IT/ソフトウェア)

採用の域を超えた施策運用をされている企業として、多くの得票数を獲得されました。
各部に推進リーダーを立て社内横断でリファラルに取り組まれ、施策アイデアを吸い上げるために、アンケートだけではなく1対1の会話も大切にされていました。
リファラル補助制度の申請を簡略化するなど、日々社員の声に耳を傾けて、リファラル文化作りのために地道な努力をされたことが受賞理由となっています。

優秀企業賞:株式会社Regrit Partners(従業員数:60名、業種:コンサルティング)

全社を巻き込む文化醸成が素晴らしい企業として、多くの得票数を獲得されました。
60名規模の企業で年間10名の採用と、現在8名の入社待ちの内定承諾者がいらっしゃるという、高水準のリファラル採用成果を出されています。
文化として根付かせるために、「リファラル採用」という言葉を使うことをやめ、作業としての採用ではなく、会社のコアバリューに紐づけ会社を作り上げるプロセスと仕組みづくりをされました。

各企業の取り組みの詳細については、事例インタビューとして2021年2月より公開予定です。

株式会社リフカム 代表取締役 清水巧 コメント

多くの企業様にエントリーをいただき、非常に難しい選考となるなか、今回3社を表彰させていただきました。

採用と事業づくりは同じだと考えています。事業においてお客様がお客様を紹介してくれるという状態は経営者として最も目指すべきところですが、会社が社員から紹介される状態はまさに、人事の方が経営者として目指すべきところだと思っています。
今回表彰させていただきました皆様は、それを実現されていらっしゃいました。もっとそういった活動が広まるようご支援させていただきます。今後もご友人に自慢したくなる会社が増えていくことを願い、活動してまいります。

リファラル採用とは

社員が勤めている会社に自身の知人や友人を紹介・推薦する採用手法です。
社員全員が自社の人材集めに協力することで、従来の採用手法では顕在化していなかった優秀な人材を獲得することが可能になります。米国では、約85%(※)の企業が何らかのリファラル制度を導入していると言われています。(※出典: CareerXroads,Brown Bag Lunch Webinar REFERRAL Practices,2012 年)

株式会社リフカムについて

「採用を仲間集めに。」をミッションとして2014年1月よりリファラル採用を活性化させるクラウドサービス「Refcome(リフカム)」を提供しております。

Refcomeは、リファラル採用を活性化するための施策設計から、運用・効果測定をシンプルに仕組化するクラウドサービスです。「リファラル採用をやってみたけど上手くいかなかった」「何から始めて良いかわからない」といった採用担当者の課題をノウハウとシステムの両面から解決します。

サービスURL: https://jp.refcome.com/

会社概要

会社名:株式会社リフカム
代表者:代表取締役 清水 巧
所在地:〒150-0001 渋谷区神宮前3-27-15 FLAG神宮前3L
設立:2014年1月
事業内容:リファラル採用を活性化させるクラウドサービス「Refcome(リフカム)」の企画、開発、販売
URL: https://about.refcome.com/