イベントレポート

【Refcomeコミュニティ】飲食店でのアルバイト採用を担うメンバーが集った課題解決型ユーザー会を開催しました!

株式会社リフカムでは、2019年より「Refcomeコミュニティ」という、ユーザー様同士で繋がっていただける場づくりを進めています。

4月23日に「課題解決」をテーマにユーザー会を開催しました。

この会の目的は、参加者の共通課題に対して予め1つのゴールを設定し、課題を解決に向けて各自の経験や知恵を活かしディスカッションすることです。

今回は、慢性的な人手不足が課題となっている飲食業界の多店舗型アルバイト採用でリファラル採用に取り組まれているユーザー様にお集まりいただきました。

【ご参加頂いたユーザー様】

・株式会社glob 橋本様、林様、古家様
・株式会社幸楽苑ホールディングス 藍野様
・株式会社すかいらーくホールディングス 千石様
・バルテス株式会社 鈴木様

【今回のゴール】
「多店舗型アルバイト採用において、店舗責任者がリファラル採用をしたいと思えるメッセージができあがること」

今回は特別ゲストとして、飲食店での店舗マネジメント経験をお持ちのバルテス株式会社の鈴木さんにもご参加いただきました。
バルテス株式会社 鈴木さん スター人事の記事はこちら)

この記事では、ユーザー会当日の様子を紹介します。

ユーザー会のスタート

まずは参加者の緊張をほぐすため、「幼少期のあだ名」を交えて各々自己紹介いただきました。すると、のっけから「かつおぶし屋」、「鳥の巣」など個性溢れるあだ名が飛びだし、会場は一気に打ち解けムードになりました(笑) 

また、リフカムのユーザー会では、ユーザー様と一緒に場づくりをすることを大切にしています。
そのためにまず、「この会にどんな姿勢でのぞむのが効果的か?」を、皆さんから意見をいただきました。

今回は、
・遠慮せずに自分の体験を伝える
・相手の話を笑顔で聞く
・参加者の意見に対して拍手をする
これらを意識して議論を進めることに決まりました。

ディスカッションタイム

まずは全員が、店長の立場に立って、店長のミッションや、店長とってのメリットについて現場視点で考え、付箋に書き連ねていきました。

すると、なんと30個以上ものアイデアが出てきました!

その中から、気になるアイデアや各社の事例について質問したり、1つの観点を掘り下げたりと、リアルな現場のイメージが伝わってくる白熱した時間になりました。

また、店長にリファラルへの協力を伝える際には、「いつ、どのような方法で伝えると効果的か?」という問いに対しては、自社での取り組みや、ご自身が店長時代に実施して効果があった施策、今日のようなディスカッションを店長向けに実施するなど、多くの意見をいただきました。

また、ここでの議論を通じて、自社では当たり前になっていている取り組みも、他社にとっては大きな価値になることが分かりました。

それも皆さんが、初めに全員で決めた「遠慮をせずに意見を出す、聴く姿勢を大事にする」という相互援助のスタンスで臨んでくださっていたからこそ。

いい雰囲気を作ってくださり、本当にありがとうございました!

リフカム社員塩田の店長体験談 〜スタッフが「このお店で働くことが出来て、幸せだったな」と思える店舗づくりとは?

飲食店での店長経験があるリフカム社員の塩田による、店長時代の体験談をお話させていただきました。

塩田が店長に選ばれた店舗は競合が多いエリアにありました。

加えて店長に抜擢されたタイミングがお店の閑散期と厳しい環境でした。

こうした状況にも関わらず、なぜ塩田はスタッフのやる気を引き出し、客数を増加させ、結果的に売上げ拡大に貢献することができたのか?その一部をご紹介します。

塩田が店長になり、最初に決めたことはスタッフが「このお店で働くことができて、幸せだな」と思うお店作りでした。店長という立場では、すぐに時給を上げることはできませんし、自分だけでお客様を増やすことはできません。そこで、「まずは目の前のお客様を幸せにする」、「一生懸命にやるから楽しい」、「時給1000円以上の価値」という3つのスローガンを掲げ、スタッフに徹底的に自分の言葉で伝え続けました。

また、やりたくない仕事を率先してやったり、アルバイトスタッフ全員と面談をしてプライベートの話をしたり、顔を見て、名前を呼んで、笑顔で挨拶を徹底したりと、店長として基本的なことをきっちりやっていたそうです。

他にも、塩田ならではのアイデアで、スタッフが相互にモチベートしあえる仕組み作りなど、「なるほど」と思える内容が盛りだくさんでした。

参加された皆さんも頷きながら聞いていただき、プレゼン後には、自社でも各店の店長に店舗づくりで工夫している事を発表してもらう機会をつくるといいのでは?というアイデアも飛び出しました。

現場を巻き込んでリファラル採用に取り組むための自社でのアクション

最後に、今日のディスカッションを踏まえて、自社で今後取り組むアクションを発表いただき、以下のアイデアがあがりました。

・店長への現場の状況ヒアリングと他店舗でのリファラル活用事例の共有を進める。
・座学だけでなく、店長自らがリファラルにどう取り組むべきかを考えるワークショップの機会を増やす。
・店長からアルバイトにリファラルの施策が伝えるために、既存ツールの使い方を見直してみる。
・現在は自分達が、仕事や会社の素晴らしさを発信できていないので、店長向けのリファラルストーリーや成功事例を集めて発信していく。
・自社で使っているRefcomeのサイト内で、従業員に読んでもらうためのコンテンツを充実させ、継続的に発信していく。
・人事担当者が店舗に出向く機会に、店長やスタッフに感謝の言葉をきちんと伝える。
・リファラル採用に協力してくれた社員を表彰するAWARDなどの社内イベントを実施する。

また、バルテスの鈴木さんからは、店舗ごとの環境が違うことに配慮して発信を行うことで、全体の活性化につながるという意見をいただきました。

特に、リファラルを実施する環境が整っていない店舗では、まずはそのお店の店長が本当に幸せに働いているか?を意識しながら、長期的な目線で働きかけていくことが大切だとおっしゃっていました。

素晴らしいアドバイスをありがとうございました!

ご参加者の声

今回ご参加くださった皆さんからは、以下のような声をいただきました

●同じ課題を抱えたメンバーでリファラル採用について集中して議論をする機会を持てたので、学ぶことも多かったです。
●自社での凝り固まった考えをリセットする場として、とても有効でした。
●自社における課題解決の方法を見つけるいいキッカケになりました。
●リファラル採用に取り組んでいる他社と、率直な意見交換ができる場として貴重な時間でした。

参加者の皆さん、ユーザー会の場を一緒につくってくださり、本当にありがとうございました!

おわりに

リフカムでは、今後もユーザー会を定期的に開催してまいります。

リファラル採用はとても奥が深く、会社規模やフェーズによって困り事も違ってくるものだと思います。ユーザーの皆さまからのご意見・ご要望を伺いながら、実りある会を作っていければと考えています。

ユーザー様同士でディスカッションしてみたいテーマやお困り事がありましたら、お気軽に当社コンサルタントまでご連絡ください。

Refcomeコミュニティとは?

Refcomeコミュニティは、自社の未来を真剣に考え、リファラル採用に向き合う皆さん同士がつながり、成功に向けた気づきを得る場があったら最高だという想いのもと生まれました。

常に社内に向き合っている人事・採用担当の皆さんは、社外の同じ立場の方とのつながりが少なくなりがちです。

また、未来を見据えて今からリファラル採用に本気で取り組んでいる人事の方は多くないため、ご自身で試行錯誤を繰り返している方が多いように見受けられます。

Refcomeコミュニティは、ユーザーの皆さんがお互いに情報を提供し意見を交わすことを通して、リファラル採用の成功に向けた気付きを得ることで、自社でポジティブな変化を起こしていただけることを目指しています。